出張や単身赴任など短期滞在におすすめのマンスリーマンションや賃貸物件を紹介している不動産一覧!

広い!安い!近い!実はこれだけで選んではいけないって知ってた?

最終更新日:2019/07/12

地方から首都圏へ出張などで来る際、一時的に住む場所を借りなければならないということがあるのではないでしょうか。

借りるにしても安さ、駅近、間取りがカギを握っていますが、それだけで選んでしまっては損をしてしまうかもしれず、得する契約を結びましょう。

 

ネット社会だからこそネット環境もポイント

都心には広くて近い、こうした賃貸物件にお目にかかることはあっても、安い賃貸物件にはなかなかお目にかかれません。マンスリーマンションも同様、よりよいサービス提供を目指し、快適なお部屋づくりにこだわる業者に巡り会うには情報収集が必須でしょう。

安さ、近さ、こうした謳い文句だけで選んでいては退室するときに、思いがけない出費に繋がる可能性がでるかもしれません。例えばビジネスホテルは寝るだけのつくりが多いものの、マンスリーマンションは広めでくつろぐことができるのが特徴です。

しかし空室がなければ次の人の入室ができません。そこが安さをウリにするのならばなおのこと、長期滞在になればなるだけルームクリーニングが必要になったり、入居者の過失により修繕、改修が必要になれば、そのあいだ業者には収益性がなくなってしまいます。管理費の問題からも更新(延長)させないケースもあるようです。

しかし分譲マンションをマンスリーで貸すマンションですから、必要な設備・備品がまんべんなくそろっていて、カバン1つで入居できるのは魅力でしょう。もとから便利な場所にあることが多く、駅近物件はわりかし高めの賃料です。もちろん、エリアによっては駅近であっても手頃な賃料で貸してくれます。

しかし、広い間取りであるだけ、賃料を大きく左右します。1Kより1DKというように、1人で1ヶ月だけ住む、それもただ寝るだけのためならば、あえて広いお部屋は不要でしょう。また、広さから連想できるインターネット、ビジネスホテルにしても今の時代ネット環境は整っているでしょう。

しかも無料、無制限の使い放題というパターンもあります。しかし、広いお部屋であることで標準装備として提供されていない、こうしたパターンもあるようです。パソコンやスマートフォン、さまざまな機器でWiFiを利用できるのか、ネット社会といえる現代人にとっては知っておかなければなりません。

すべての物件で完備しているのか、制限なしのところもあれば、完備はしているけれどオンラインゲームは自粛を呼びかけるところもあります。もちろん、ネット環境がないところもあります。そうした場合には、オプションとしてモバイルWiFi有料レンタル、という内容で使えます。もちろんWiFiスポットが近場にある、こうした理由から工事していないところもありますから、ネット依存度が高いのであれば、事前に確認しておきましょう。

 

家具家電をあとで設置するときは狭く感じる

不明瞭でわかりづらいことの多い料金体系、一般的なマンスリーマンションより4万円以上も安く入居できるところもあります。初期費用を大幅に抑えることが可能ということを知っているでしょうか。

安いから難がある、とは限りません。敷金・礼金などがかからず、保証人も不要とするところがたくさんあります。契約期間も最低1ヶ月、それ以降は契約期間に応じた料金プランが設定されているようです。また、水道代や光熱費が賃料に含まれているところもあります。賃料が高めに設定されている理由はこうした雑費が含まれているからでしょう。

単純に、長期間にわたって借りるのとは違うマンスリー契約、諸費用や手間が省けるため、法人向けにも活用できるようです。誰もが、狭いより広いお部屋を選びますが、取り急ぎそれだけで選んでは手間がかかるかもしれません。

例えば、ルームクリーニング費を試算してみることもポイントです。契約日数によって契約形態が分かれているところもあります。それぞれの基本賃料や光熱費、そして清掃料が事前に明示されているでしょうか。ルームクリーニングは、契約期間が長いほど高く設定されているようです。賃料は1日5.000円というのが相場、光熱費は1日あたり700円ほどです。

しかし、ルームクリーニングは1万円から、という不明瞭さがあります。これは、1人1人の暮らし方によって手を入れる作業内容が異なるからでしょう。喫煙者ならば、ニオイ、ヤニなどの汚れをキレイにしなければなりません。それこそ、ハウスキーパーいわく、布団カバーからカーペット、すべてを丸洗いする作業になる場合もあるそうです。

広いお部屋ならば、そのクリーニングサービスが負担になる可能性もあります。お掃除が好きならば、掃除機をかけることも苦にはなりません。しかし、単身赴任の男性ならば、煩わしさもあるでしょうから、キレイに使える間取りから選んでみましょう。マンスリーマンションの料金の計算方法は、光熱費は利用日数分ですが、清掃費が初回のみなのか、利用期間によって費用は異なることを知っておきましょう。

オプションには、空気清浄機もありますし、掃除機をかける面倒くさがりの人にはロボット掃除機のレンタルも提供されています。ちなみに、家具家電付きのサービスを利用するのもありです。ですが、長期利用するなら、好みの家具が欲しいもの、広いお部屋に家具を設置すればそれだけ狭く感じてしまうこともありますから、サイズ確認はしておきましょう

 

友人を泊まらせることはできるのか

マンスリーマンションの契約手続きは、オンラインと書類の郵送、金融機関からの振込入金、これだけで終わりです。駅から近いから、例えば、駅から徒歩1分の好立地にあったとしても、築年数が20年という中古マンションの可能性もあります。

オンラインだけで契約を結ぶのではなく、見学ができる、内覧ができる、こうしたサービスも利用しましょう。初めてあるいは遠方から、単身なのか家族での利用なのか、幅広い場面でのマンスリーマンション利用を提案してくれることもあります。

マンスリーマンションだから、1ヶ月契約なのかといえばそうとは断言できません。スーパーショートとなる1ヶ月未満から利用できることもあります。お部屋の変更によるキャンセルは可能ですが、申し込みしたのに諸事情によりキャンセルすればキャンセル料を徴収されることもあります。

広いお部屋から狭いお部屋にキャンセル料がかかることもあります。契約を結んでいない段階で徴収される可能性がないのか、事前に問い合わせておきましょう。マンションによって入居できる人数が決まっていることも知っておきましょう。たいてい、1人から2人まで入居が可能ですが、家族向けであれば5人まで可能にしているところもあります。

マンションも1棟だけではありませんが、マンスリー契約ですから入居可能タイプは単身向けを数多く取りそろえているところが多い、こうしたことも知っておきましょう。ちなみに、広いから友人を泊まらせる、これに関しては日中に出入りをすることを認めても泊まることは契約違反になるようです。賃貸マンションや戸建てとの違いはここにあるようです。ですから、交友関係で借りたいのならば利用人数をしっかり業者に伝えておき、契約を結ぶことが大事でしょう。

 

広さのあるお部屋をマンスリー契約で借りるなら、安い、近い、こうした条件も含まなければなりません。しかし、この3つの謳い文句だけで選んではいけないって知っている人は案外少ないようです。

安さにも理由があり、近いからこそ便利とはいかず、広いからこそ手入れが必要になることもあります。それでも利用する人がたえないのは、付加価値があるからでしょうし、気兼ねない環境が魅力であるからでしょう。マンスリー契約も手続きは手軽で、入居、退室もすんなりできます。

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